阿亮網誌から鉄道模型趣味の記事を独立させました。

maerklin02-f0b57.jpgdsc00517-0139c.jpg80年代の目蒲線dsc_03440002-e2a7f.jpg

車両紹介、車両やストラクチャ工作、家庭内での運転、ドイツ・アメリカからの個人輸入などの話題を中心に展開していければと思っています。 関連記事

ACME 70020 FS Settebello の3線化改造 [欧州型H0]

前記事で車両のレポートをさせていただきましたが、ここでは実際の改造手順について触れたいと思います。

※ 本情報は動作を保証するものではありません。改造により故障・破損するかもしれませんので、あくまでご自身の責任にてご参考にしていただければ幸いです。

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既に何人かのメルクリン愛好家の方々が改造されていて、ブログや直接情報で

・全車両連結しないとDCCが機能しない
・両側の先頭車のみで集電しているので、先頭車にシューを取り付け、配線を変えるだけで全車両3線化可能

といった情報は把握していたので、あらかじめ樟葉のお店で分けて頂いたシューを使って先頭車に取り付け、配線を変更することにします。

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使用したシューはガラス電車などと同じ静音タイプ。上下方向のクリアランスが少なくても大丈夫とのことであらかじめ同じものを2本用意してありました。

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ここは安直に強力両面テープで固定することにしたので、シュー部品の不要な爪は折ってしまいます。

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シューを先頭車の先端側の台車に取り付けます。自動運転を考慮して1号車だけにするか、1,7号車の両方にするか迷いましたが、集電確実性を優先し両方に取り付けました。

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シューを取り付けようと台車を取り外してみると初めから断線していました。実は箱を開けた段階で編成中の集電台車4つのうち、3つは断線しているという…構造的に断線しやすい感じで、あまり走行は重視していないのかもしれません。

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黒線はそのまま残し、赤線を集電板から外し、シューに取り付けます。シュー自体は強力両面テープに取り付けます。

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反対側の連接台車も忘れずに赤線を外しておきます。より集電を確実にし、またメルクリンの規格に準拠するには、赤線を外した電極を黒線側と電気的に短絡した方が良いのですが、今回は面倒なのでサボりました。片側の車輪からはまったく集電せず、また左右の車輪は導通していない状態です。左右の線路の短絡で信号制御するような線区で走らせるときには予めしておこうと思います。

改造した結果はこんな感じ。

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とりあえず通電OK

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カーブはR3でもショートを頻発しましたが、これはシューの裏側が台車の裏の板に触るのが原因だったので、あたる部分にビニールテープを貼って絶縁したところ大丈夫になりました。この状態でR2でも元気に走ってくれました。ただしカーブポイントは一部R1のカーブなので動力車の台車が首を振り切れず脱線するのでNGです。この辺をなんとかできないか、画策してみたいと思います。

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